昭和二十年五月十七日

大本營發表(昭和二十年五月十七日十二時四十分)  

一、本十七日二時頃より約二時間に亘り南方基地の敵B29約百機名古屋地区に來襲市街地に對し主として焼夷彈攻撃を加へたり
   右に依り熱田神宮御本殿御屋根の一部及附属建物の一部炎上せり
   尚名古屋市内各所に發生せる火災は拂暁迄に概ね鎭火せり
  

二、現在迄に判明せる戰果撃墜九機、撃破二十二機なり

 

457機が名古屋市南部地区を空襲。14日の空襲と合せ市街地の大半を焼失、市街地爆撃リストからはずされた。

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