大本營發表(昭和二十年四月十七日十六時)
一、我航空部隊は沖繩本島守備部隊の勇戰敢鬪に呼應し引續き本島周邊の敵艦船並に機動部隊を攻撃中にして、特に四月十四日以降同十六日に至る期間に於ては右敵部隊に對し反覆猛攻を加へ甚大なる損害を與ふると共に本島北及中飛行場を急襲し三十二箇所を炎上爆破せしめ大混亂に陥れたり 本攻撃に於て我方の収めたる戰果中現在迄に判明せるもの次の如し
撃沈
戰艦
戰艦若は巡洋艦
大型艦(航空母艦の算大)
巡洋艦
驅逐艦
艦種不詳(内一隻は航空母艦の算大)篋碁埆
一隻
一隻
篋碁埆
篋碁埆
八隻撃破
大型艦(航空母艦の算大)
輸送船
艦種不詳一隻
筝蛾埆
八隻
右攻撃に参加せる航空母艦の大半は特別攻撃隊なり
二、我水上特別攻撃隊は四月十五日夜嘉手納沖の敵艦船を攻撃し、艦種不詳二隻を撃沈同一隻を撃破せり
14日海軍36機(他に桜花搭載一式陸攻7機)、陸軍2機の特攻により、戦艦ニューヨーク、駆逐艦シグズビー、ダシール、ハントが損傷。
15日陸軍2機の特攻により駆逐艦ウィルソンが損傷。
第21爆撃機集団のB29は特攻機の出撃基地となっていた南九州の飛行場に対する爆撃作戦を開始した。