昭和二十年四月十三日

 

大本營發表(昭和二十年四月十三日十六時)  

一、沖繩本島南部地區に於ける陸上の戰況は其の後大なる變化なく我部隊は敢鬪克く敵の進撃を各所に破碎しつつあり
敵上陸以來四月十一日迄に陸上に於て収めたる戰果中判明せる主なるもの次の如し

  人員殺傷 約六三〇〇人
  戰車及装甲車擱坐炎上  一八五輛
  自動貨車破壊 四八輛
  飛行機撃墜破 七九機

 

  

 

二、我航空部隊並に水上部隊はその後引續き惡天候を冒し沖繩本島周邊の敵艦船及機動部隊を攻撃中にして、特に四月十一日以降天候の回復と共に右敵部隊に對し反覆航空攻撃を加へつつあり
 我方の収めたる戰果中其の後判明せるもの次の如し

撃沈


戰艦
巡洋艦
輸送船
艦種不詳
篋碁埆
篋碁埆
一隻
篋碁埆
     

撃破



航空母艦
巡洋艦
驅逐艦
輸送船
魚雷艇
筝蛾埆
蝗幃埆
筝蛾埆
一隻
篋碁埆
 

 

 

 


 

 


4月11日海軍特攻75機、陸軍特攻9機が参加、その他通常攻撃により、戦艦ミズーリ、空母エンタープライズ、駆逐艦バラード、キッド、ヘール、ハンク、護衛駆逐艦サミュエル・S・マイルズ、マンラブが損傷。

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