大本營發表(昭和二十年二月六日十六時)
敵の一部は二月三日夕北方よりマニラ市の一角に侵入せり。 所在の我部隊は同市内外の要點に占據し、之を邀撃奮戰中なり。
フィリピン作戦の指揮を執る山下奉文第14方面軍司令官は、マニラ市を撤退、ルソン島北部拠点に移動していたが、海軍マニラ防衛部隊(岩淵三次少将)は徹底交戦を実施、一ヶ月に亘る市街戦が展開された。
戻る