昭和十九年十月二十一日


大本營發表(昭和十九年十月二十一日十六時)

比島レイテ灣内の敵は十月二十日レイテ島タクロバン附近に上陸開始せり
所在の我部隊は之を邀撃交戰中なり


大本營發表(昭和十九年十月二十一日十九時)

大元帥陛下には本日大本營幕僚長を召させられ南方方面陸軍最高指揮官、聯合艦隊司令長官、台灣軍司令官に對し左の勅語を賜りたり

勅語

朕カ陸海軍部隊ハ緊密ナル協同ノ下敵艦隊ヲ邀撃シ奮戰大ニ之ヲ撃破セリ
朕深ク之ヲ嘉尚ス

惟フニ戰局ハ日ニ急迫ヲ加フ汝等愈協心戮力以テ
朕カ信倚ニ副ハムコトヲ期セヨ

 

 

 


 

 


10月20日マッカーサー大将がフィリピン・レイテ島に上陸開始。 
同日神風特別攻撃隊(敷島、大和、朝日、山桜隊)を編成。
捷一号作戦発動に伴い、機動部隊本隊(小沢治三郎中将)が本土から出撃。

レイテ島で軽巡ホノルルを航空攻撃で、駆逐艦ベニオン、LST452に沿岸砲で損傷を与えた。



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