昭和十九年十月十四日


大本營發表(昭和十九年十月十四日十七時)

我航空部隊は爾後引續き台灣東方海面の敵機動部隊を猛攻中にして現在迄に判明せる戰果(曩に發表せるものを含む)左の如し

轟撃沈

航空母艦三隻 
艦種不詳三隻    
驅逐艦一隻   

撃 破

航空母艦一隻
艦種不詳一隻

 


 

 

 

 

大本營發表(昭和十九年十月十四日十八時三十分)

一、本十月十四日朝二次に亙り敵艦載機延約四百五十機台灣各地に來襲せり
 午後更に支那方面よりB29約百機來襲せるも殆ど投彈することなく退去せり

二、十月十二日以降台灣各地上空に於て撃墜せる敵機中現在迄に判明せるもの約百六十機なり
 我方飛行機、船舶及地上に於て若干の損害あり


13日には鹿屋からT攻撃部隊45機が台湾沖に出撃、陸攻15機、銀河5機、彗星1機が未帰還。
空母フランクリンに陸攻1機が体当たり、重巡キャンベラが雷撃により中破。

14日台湾沖航空戦第三日目。鹿屋からT攻撃部隊50機が台湾沖に出撃、陸攻4機、銀河11機、飛龍11機が未帰還。台湾・沖縄を発進した380機のうち100機以上が帰還せず。

空母ハンコック、軽巡ヒューストン、リノー、駆逐艦キャッシン・ヤングが損傷。

台湾高雄港で敷設特務艇江之島、駆潜特務艇第7号、第151号が空襲により損傷。

 

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