大本營發表(昭和十九年十月十一日十四時三十分)
十月十日七時頃より十五時三十分の間四次に亘り敵艦載機延約四百機南西諸島中の沖繩島、宮古島、奄美大島等に來襲せり
所在の我部隊は之を邀撃し其の二十六機以上を撃墜せり
我方地上及船舶に若干の損害あり
日本国内都市に対する初めての艦載機空襲。陸軍沖縄聯隊区司令官井口駿三大佐以下陸軍136名が戦死したほか、那覇市で11010戸を焼失、市民255人が死亡、県全体で330名の一般市民が犠牲となった。
海軍はこの空襲で潜水母艦迅鯨、158号輸送艦、敷設艇鷹島、魚雷艇13隻等を喪失、駆潜艇58号が損傷を受けた。