昭和十八年五月一日

大本營發表(昭和十八年五月一日十一時)  

帝國陸軍航空部隊は四月二十六日及び二十八日雲南驛飛行場に集結なりし米空軍を奇襲し次の戰果を収めたり

一、撃墜 五機
二、地上撃破及び炎上四十一機
三、軍事施設の爆碎及び炎上二箇所

我方の損害自爆及び未だ歸還せざるもの各一機なり


大本營發表(昭和十八年五月一日十五時)  

帝國陸軍部隊は山西河南省境に蟠踞せる蒋系第二十四集團軍約八萬及び山西察哈爾河北省境を蠢動中の共産軍約一萬五千に對し四月中旬より作戰を開始し、随所に敵を撃碎しつつあり
四月二十八日までに判明せる綜合戰果次の如し

一、敵に與へたる損害 遺棄死體約五千 俘虜新編第五軍長孫殿英以下約七千六百 主なる鹵獲品 各種火砲十九門、重輕機關銃約二百挺、小銃約四千挺

二、我方の損害 戰死九十六名


大本營發表(昭和十八年五月一日十六時)  

帝國海軍潜水艦は四月下旬南西太平洋方面に於て敵輸送船二隻(一萬二千噸級一隻六千噸級一隻)を撃沈せり


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