１２月２４日

大本營海軍部發表（十二月二十四日午後四時）

帝國陸軍航空部隊は昨二十三日戰爆協同の下にラングーン飛行場を大擧空襲し挑戰し來れるスピットファイヤー（グルスターもありたるものの如し）十數機と交戰激烈なる空中戰を交へ、戰鬪隊をもって十機を、爆撃隊をもってその殘余（正確なる撃墜數不明）を悉く撃墜し、かつ地上にありし敵爆撃機四機、戰鬪機二機を爆破炎上せしめたり
わが方未だ歸還せざるもの四機なり

大本營陸軍部發表（十二月二十四日午後八時四十五分）

帝國陸軍航空部隊は第一次ラングーン爆撃に引續き、二十三日午後さらに第二次大空襲を敢行、同市上空において敵戰鬪機三十二機と遭遇機先を制してこれを攻撃し、二十一機（うち九機は不確実）を撃墜したるのち、さらに悠々爆撃を実施し埠頭に碇泊中の大型船舶二隻を大破、三隻を中破せしめたり
わが方未だ歸還せざるもの二機なり

ウエーク島攻略の損害は駆逐艦２隻沈没、哨戒艇２隻大破擱座。アメリカ側戦死５２名、捕虜４７０名。

英領ボルネオ、クチン沖で駆逐艦狭霧（１６８０トン）雷撃沈没。

ルソン島東岸ラモンに第１６師団（森岡皐中将上陸）。