大本營陸海軍部發表(十二月十九日午前六時五十五分)
二、帝國現地陸海軍最高指揮官は肇國の武士道精神に基き香港總督に對し曩に二回に及びてその降伏を慫慂したるも頑迷之を拒絶したるを以て、巳むを得ず斷乎鐵槌的打撃を加ふるに決したり一、帝國陸軍部隊は海軍部隊の緊密なる協同の下に敵の頑強なる抵抗を粉砕し昨夜半敵の猛射を冒して香港島要塞の上陸作戦に成功し目下着々戰果を擴張中なり
将兵の志氣極めて旺盛 意氣天を衝く
大本營陸軍部發表(十二月十九日午後九時十五分)比島方面帝國陸軍航空部隊は昨十八日たゆまざる努力をもってマニラ周邊のキャンプ・マーフィー、ニコラスフィールド、サブラン各飛行場を連撃し、大型爆撃機八機を炎上、戰鬪機六機を撃墜破し敵殘存空軍に對し一大痛撃を與へたり
マレー半島コタバル沖で駆逐艦浦波オランダ潜水艦O−20を撃沈。
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