墜落日時 | 1945年7月20日 |
墜落位置 | 新潟県新潟市江南区阿賀野1丁目 |
所属 | XXIBC第313爆撃団第6爆撃群第24爆撃隊 |
攻撃目標 | 新潟港機雷敷設 |
墜落原因 | 対空砲火 |
機体ニックネーム | Sharon Linn |
機内配置 | 羂丞錐 | 階級 | 認識番号 | 生死 |
---|---|---|---|---|
機長 | JORDAN, Gordon P. | 大尉 | 0-412692 | |
操縦士 | HAWKINS, Wails | 中尉 | 0-825628 | X |
航法士 | TRUMP, Paul A. | 中尉 | 0-2058584 | |
爆撃手 | WRIDE, Clinton L. | 中尉 | 0-666112 | X |
機関士 | McGRAW, George E. | 曹長 | 17014199 | |
無線士 | WIERNIK, Walter W. | 二等軍曹 | 32380736 | |
レーダー手 | ADAMS, Max A. | 二等軍曹 | 14098594 | X |
中央火器管制 | DICKERSON, Walter W. | 二等軍曹 | 38022854 | |
左銃手 | GRANT, Robert A. | 軍曹 | 32007373 | |
右銃手 | BURKLE, Robert J. | 二等軍曹 | 35760718 | |
尾部銃手 | SPERO, Florio D. | 二等軍曹 | 36785915 | X |
新潟港に対する機雷投下を完了後、新潟上空で高射砲弾が左翼を直撃、エンジン2基を発火させながら阿賀野川沿いに旧横越町上空を南下した。Jordan大尉は急降下による消火を試みたが失敗、阿賀浦橋手前で阿賀野市京ヶ瀬方面に反転、左翼が機体から脱落し、阿賀野1丁目の田園に墜落した。墜落以前に脱出した7人は旧京ヶ瀬村小河原、前山、関屋、京ヶ島地区で警防団、村民に拘束され、京ヶ瀬村役場、横越村役場を経由して新潟地区憲兵隊司令部から東部憲兵隊司令部送致となり、終戦に伴い大森俘虜収容所に移送、帰国した。横越村役場では、東京から疎開していた老婆がノコギリを持って搭乗員たちに襲い掛かったが、憲兵隊員に阻止された。墜落現場では、見物のための渡し舟が転覆、9人が水死したという。機体残骸は新潟市の白山神社に運ばれ22−29日の間、展示された。
公式記録では墜落時に死亡していたとされた4人のうち「少なくとも2人」は、拘束時に警防団員と銃撃戦となり、悲劇的結果となったと伝えられる。死体は首に縄を巻きつけて曳かれ、旧焼山地区の南はずれに埋められた。