B29-#44-69966

墜落日時

1945年5月14日

墜落位置 三重県伊勢市大湊町北方4海里伊勢湾
所属 XXIBC第58爆撃団第462爆撃群第770爆撃隊
攻撃目標 名古屋市街地
墜落原因            戦闘機(陸軍第五飛行戦隊)
機体ニックネーム  

 

 

 

 

 

搭乗員

機内配置 羂丞錐 階級 認識番号 生死
操縦士 SHERMAN, Dean N. 中尉 0-737484   
副操縦士 REYNOLDS, Theodore C. 少尉 0-828530   X 
航法士 ORR, Robert C. 少尉 0-2058535   
爆撃手 SOLOMON, Norman 少尉 0-708948   X 
機関士 MILLER, Lloyd O. 伍長 39163058   
レーダー手 PRITCHARD, Benjamin W. 伍長 33540578   
無線通信士 JOHNSON, Jerry M. 伍長 14135402   
中央火器管制 HOWEL, Evan I. 伍長 35183612   
左銃手 LABADIE, Paul R. 伍長 36888812      X
右銃手 MANSON, Carl H. 伍長 39557781     
尾部銃手 GENTRY, Edward P. 伍長 14071549     

 

 

  名古屋への爆撃航程に入り直進中のところ投弾7分前、津市上空で、陸軍飛行第五戦隊の屠龍に攻撃され、伊勢市大湊町北方4海里沖伊勢湾に墜落した。駆潜特務艇第二一九号に救助されたOrr少尉とMiller伍長は海軍伊勢湾部隊から即日大船収容所移送となり、戦後帰国した。一方、愛知県南知多町内海沖で漁民に救助された2名は三重県津市高田警察署から四日市憲兵分隊を、同じく南知多町師崎海岸で救助された1名は河和憲兵分隊を、津市納所町で拘束された1名、津市豊津海岸に漂着した2名と同市白塚海岸で救助された1名は津地区憲兵隊をそれぞれ経由して、爆撃直後の名古屋東海憲兵隊司令部に送られ、全員東海軍司令部に引き渡された。
 Sherman中尉以下6名は、同日名古屋市内に撃墜されたB29#44−70017の生存者4名と共に7月11日開会された第十三方面軍軍律会議により、無差別爆撃の実行犯罪者として「死罰」が宣告され、翌12日、名古屋市守山区小幡ケ原にあった陸軍射撃場で全員斬首された。Sherman機は爆撃前に撃墜されていたが、以前に行った浜松等の爆撃の責任を問われることとなった。
 戦後、証拠隠滅のため遺体は回収、焼却の後名古屋市昭和区興正寺に納められた。

Raynold少尉は戦後、東京陸軍刑務所での焼死が記録されたが、実際に東京移送になったのか墜落死したのか詳細は不明とされた。

 
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